外科手術-テクニック

バイパス術

バイパス練習講座~その3

ドナーの準備 早速バイパス練習の実際を解説していきましょう。STA-MCAバイパスを想定している場合はSTA側の準備となります。端側吻合の「端」側です。 基本概念 この講座で解説する方法は神の手である上山先生や谷川先生(札幌禎心会病院)のや...
バイパス術

バイパス練習講座~その2

ここでは最も頻度の高いSTA-MCAバイパス術の全体像と練習でのカバー範囲を考えてみましょう。 実は卓上練習できる範囲は一部でしかないことがわかります。
バイパス術

バイパス練習講座~その1

脳神経外科の手術のトレーニングは数あれど、頻出なのはバイパス(血管吻合)です。 バイパス練習の必要性。練習で意識する点などを考察しています。
外科手術-テクニック

大きな前頭側頭開頭について

緊急で行うことが多い前頭側頭の大開頭。 外傷などで行う事が多く、レジデントにも馴染みが深い開頭ですが、教科書どおりより良い方法があります。 最近のジャーナルでも良い結果報告がありますので参考にしてください。
頭部外傷

ICPセンサー留置術の落とし穴

特に頭部外傷で頻用されるICP(頭蓋内圧)センサー留置時のトラブルについて。 そんなバカな、と思うようなトラブルが実際に起こりえます。 事故は起こるものだと思って冷静に対処しましょう。
クリッピング術

前交通動脈瘤のクリッピング(Pterional approach)

前交通動脈瘤に対する治療はコイル塞栓術、開頭クリッピング術があり、クリッピングの中でもアプローチ方向が前・左右の3方向あります。 今回はPterional approachでの進め方について解説します。
バイパス術

バイパス時の縫合糸の扱い方~持針器編~

脳神経外科のバイパスなど縫合時に細い針を保持する器具として持針器があります。 サイズ、形状など多種にわたり、術者および術野に合った持針器を知ることが大事です。
外科手術-テクニック

皮膚切開について

脳神経外科手術での最初のステップは皮膚切開ですが実際のデザインは手術計画の最後になります。 この記事では皮膚切開の多用される3種類について長所と短所を概説します。
クリッピング術

ハサミではさみうち?

開頭クリッピング術は剥離が大事 開頭クリッピング術は破裂、未破裂脳動脈瘤に対する有効な破裂予防手術です。特に未破裂脳動脈瘤の場合はなるべく脳構造を破壊せずに目標となる動脈瘤へ到達しなければならないことが特徴である。 他の臓器と違い臓器の授動...
バイパス術

バイパス時の針糸の取り扱い~使用器具~

バイパス時の縫合糸の扱い方 STA-MCAバイパスなどで使用される糸は細く、10-0 ナイロンや11-0 ナイロンが使われることが多い。初学者は針糸の扱いに戸惑うことで時間をロスすることが多く、実際の吻合作業より時間が取られることも多い。今...